金(ゴールド)は、紀元前の昔から採掘が続けられてきましたが、人間がこれまでに掘り出した金(ゴールド)の量というのは、約15万tといわれています。15万tというと結構な量なのではと思われるかもしれませんが、実は、オリンピックの水泳で使用される50mプールに換算しますと、たった3杯程度にしか過ぎません。
また、毎年およそ2,500tが新たに採掘されていますが、いまだ採掘されていない金(ゴールド)というのはおよそ7万5,000tしかなく、しかもその大部分は地中深くの採掘が困難なところに眠っているといわれています。つまり、採掘業者が新たな金(ゴールド)を産出するには、これまで以上のコストがかかるということです。よって、金(ゴールド)の総量については、今後大きく増える見込みはないといえます。
金(ゴールド)に対する注目度は世界的に高まっていますが、上記のような事情から、金(ゴールド)の価格は将来も高いままで推移することになりそうです。
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