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金価格にとり円安は好材料?

円ベースの金価格の最高値は?

「金(ゴールド)」は、ドル建ての価格では史上最高値を更新しましたが、円建ての価格はいまだ最高値を更新していません。

円ベースの最高値は、1980年につけた1g=6,495円ですが、現在はまだ高値から半値程度の水準にとどまっています。

なお、円ベースの価格の戻りが鈍いのは、円高の影響によるものです。

円ベースの金価格とは?

国内の金価格は1g当たりの円建ての価格となっています。具体的には、1トロイオンス=1.1035gになりますので、ドル建て価格を31.1035で割れば、1g当たりのドル建て価格を求めることができます。

そして、この1g当たりのドル建て価格に円/米ドル相場をかけたものが円ベースの金価格となります。

金には円安のメリットがあるの?

いま「金(ゴールド)」が円安メリットを受ける投資対象の1つとして注目を集めています。これは、金価格にとって円安は好材料、円高は悪材料となるからです。

ちなみに、超低金利が続く中、個人マネーはより高い利回りを求めて外貨建て資産などにも向っていますが、これは一般的に、外貨預金は外国債券などは円建ての商品よりも金利が高いだけでなく、円安になればさらに利回りが高くなるという特徴があるからです。


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