金ＥＴＦの基準価額というのは金価格に連動していますから、金価格の動きには敏感にならざるを得ません。

金価格を動かす要因※としては多々考えられますが、主にドルの動きと金市場の主たるプレイヤーの動きがポイントとなります。

※動かしているかどうかは不明ですが、関係がありそうなことも含めてということです。

ドルと金価格は反対の動きをするといわれています。

つまり、ドルの為替レートが他の通貨に対して上昇したときには金価格は下落し、ドルが他の通貨に対して下落したときには金価格は上昇しているという、「負の相関関係」にあるということです。

ドルの動きは金市場の動向に素直に波及するといわれていますが、そうだとすると、ドルの為替レートに影響を与えているものを注視する必要がでてきます。

自分自身で金（ゴールド）や金ＥＴＦなどを購入している投資家やファンドマネージャーが、強気の予想を表明し、市場を上昇局面へとリードしようと考えることを「ポジション・トーク」といいます。

ちなみに、経済誌などを見ますと、金（ゴールド）や金ＥＴＦの強気や予想が目立ちますが、たとえその道の権威の言葉といっても「ポジション・トーク」も考えられますので注意が必要です。

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