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金価格に影響を与える要因は?

金価格と米国の経済動向

金価格に影響を与える要因というのは様々ですが、特に次のようなものは、その時点の世界の経済状況、ひいては政治・社会状況までもがありありと映し出されているといえます。

■鉱山会社の経営状況の悪化
■採掘コストの上昇
■宝飾・工業用原料としての需要拡大
■大消費国である中国・インド・中東諸国などの需要拡大
■米国経済・金融危機の動向...など

上記のうちでもさらに金価格に甚大な影響を及ぼすのは、米国の経済動向です。米国経済の動きは欧州、日本はじめ、途上国や中国、ロシア、インドなどの新興国にも甚大な影響を及ぼします。

個人投資家と機関投資家の金投資

金ETFが誕生したことによって、個人投資家だけでなく、機関投資家にとっても金投資が行いやすくなったことは言うまでもありませんが、買いが増えれば、金価格は上昇します。

金価格が上昇すれば買いが増えるという好循環が生まれ、さらに資金が集まることになります。

とはいえ、長期保存を前提とした機関投資家も、金価格が想定以上の高値圏に入れば、利益確定のために売却します。

これはボリュームが大きいですから、金価格は間違いなく下落します。下落すると、売りが増えますので、さらに下落するという悪循環に陥ります。

なので、個人投資家は機関投資家の動きを注視していなければなりません。

ただし、年金基金であれ、ヘッジファンドであれ、政府系ファンドであれ、上場会社ではありませんから、情報が公開されているわけではありません。

よって、新聞、雑誌、ネットニュースなどの短信記事にも注意を払わなければなりません。


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