外貨投資情報館



供給量増による金価格下落はあるのか?

金(ゴールド)の産出国は?

南アフリカ、米国、中国、オーストラリア、ペルー、ロシアなどは、金(ゴールド)の産出国として知られています。

このうち、南アフリカは、かつては金(ゴールド)の全採掘量の半分近くを生産したことがありましたが、現在ではそれほどの勢いはありません。

これは、電力不足やインフラの整備の遅れによって減産を余儀なくされているからです。

中国以外は減産?

インドネシアも世界最大級のグラスバーグ鉱山をかかえながらも事故による操業停止が響いて、大減産となった年もあります。

中国を除いては、米国、カナダ、オーストラリアなど主要な産金国では、いずれも金(ゴールド)の減産傾向が続いています。

鉱山会社や産金国の力はどれくらい?

鉱山会社や産金国の力というのは、石油とは比較にならないほど小さなものといわれています。

よって、鉱山会社や産金国の動きを見る限りでは、金(ゴールド)の供給量が大幅に増えて、金価格を下落させることはないといえそうです。


金価格と米ドルの動きは正反対?
金(ゴールド)価格と需給バランス
金価格の動向を予測するポイントは?
供給量増による金価格下落はあるのか?
米国の金本位制の崩壊

金価格と原油価格の関係は?
金価格に影響を与えるものは?
金(ゴールド)が供給過剰にならない理由は?
金(ゴールド)供給量と金本位制
ニクソンショック以後の金価格は?


Copyright (C) 2011 外貨投資情報館V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved