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金価格と原油価格の関係は?

金(ゴールド)の現物や金ETFへの中・長期投資は?

投資や資産運用の基本は、安いときに買って、高いときに売るということです。

なので、あくまでも相対的に見てではありますが、金(ゴールド)の現物や金ETFに中・長期投資するのであれば、ドル高のときは金価格は下落しているので「買い」、ドル安のときは金価格は上昇しているので「売り」ということになります。

これは、FX投資でも同じで、今後も金価格が下落すると考えるのであれば、ドルへの投資を進め、金価格が上昇すると考えるのであれば、ドルへの投資を控えたほうがいいと判断できます。

とはいえ、ドル高のときに、皆が金ETFの「買い」に動きますと、需要増は価格を上昇させますから、ドル高時の金価格上昇という「正の相関関係」を呈する可能性も出てきます。

よって、事実上、「正の相関関係」を示すことが多くなるようであれば、その時点で投資行動を見直す必要があります。

柔軟に対応しなければならない局面において、何かに固執するような思考は百害あって一利なしですから、注意したいところです。

原油価格とドルの関係は?

原油価格とドルとの相関関係を調べますと、金(ゴールド)ほどではありませんが、「負の相関関係」があることがわかります。特に2007年や2008年は「負の相関関係」が強く表れました。

つまり、原油価格の上昇するとドルが下落し、原油価格が下落するとドルが上昇するという関係にあったということです。

いずれにしても、金価格の動向を予測するには、ドルの為替レートに細心の注意を払う必要がありそうです。


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