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金価格の動向を予測するポイントは?

主要なプレイヤーの動きが最も重要

金投資を行なう上では、後々後悔しないように、相場の先行きを読む必要があります。

というのは、短期はもちろんですが、中・長期的な投資・資産運用であっても、売買のタイミングを間違えてしまうと、1970年代の米国の投資家と同様に、高いときに買って、安いときに売ることになりかねないからです。

金ETF、さらに金価格の動向を予測する上では、主要なプレイヤーの動きが最も重要なポイントとなります。

そして、金価格が需要と供給のバランスで決まる以上、供給と需要、セルサイド(売る側)とバイサイド(買う側)の双方の動きを見る必要があります。

供給サイドで注意すべきプレイヤーは?

供給サイドについては、鉱山会社や産金国の動きは無視することはできません。ただし、現在では存在感は徐々に低下してきています。

世界の新産金量は2001年をピークに、ほぼ横ばい状態にあります。

具体的には、2001年には2645トン、2002年には2612トン、2003年には2620トンと、いずれも2600トンを超えていましたが、2004年には2492トンに低下し、その後も2005年には2551トン、2006年には2471トンと2600トン台を回復することはありませんでした。

なお、これまでに人類の歴史を通じて採掘された金(ゴールド)の総額は16万トンに過ぎず、まだ発掘されていない埋蔵量は7〜8万トンといわれています。


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