金市場というのは、株式やデリバティブの市場と比較しますと非常に小さいといえます。

なので、巨額のマネーを動かすプレーヤーが、その資金のごく一部をゴールド（現物・先物・金ＥＴＦ）で運用しただけで、金価格は大きく上下することになります。

ちなみに、このプレーヤーの中には、ヘッジファンドも主役級として含まれます。

ヘッジファンドは、民間でありながら、動かす金額が大きいことから、金相場に与える影響は少なくないといえます。

年金基金は比較的長期、ヘッジファンドは比較的短期の運用が中心となっています。ただし、いつもそうだとは限りませんので注意が必要です。

なお、年金基金は絶対リターン※を求めて、ヘッジファンドでも運用しています。

※インデックスを上回る運用成績のことです。

金価格の動向を占う上では、年金基金やヘッジファンドなどの動きに注目すべきと思われます。

またこれらのプレーヤーの動きを伝えるニュースや情報というのは、特Ａランク間違いなしですから、新聞の短信記事にも注意を向けたいところです。

□金価格の下落とワシントン協定
□年金基金と金ＥＴＦの関係は？
□ヘッジファンド・年金基金の投資方針は？
□ブラックロックとは？
□ファンド・オブ・ファンズの動きとは？

□年金基金と金価格の上昇の関係は？
□ヘッジファンドの金相場に与える影響は？
□金ＥＴＦが金価格に影響を与える？
□ブラックロック・ゴールド・ファンドとは？
□ライフスタイルに合った投資方法とは？