金地金とはどのようなものですか?
最も一般的な金投資といえば、金地金とか地金型金貨(コイン)になるのではないでしょうか?
金地金は、「バー」あるいは「金の延べ棒」と呼ばれることもあります。また、金地金にはさまざまなブランドがあり、販売会社によってその取り扱うブランドが違います。
もちろん、金地金が本物であれば、どのブランドであっても価値は同じなのですが、購入した会社とは別の会社で売却する場合には、ブランドによっては売却価格に差が生じることがあります。
ちなみに、買い取りを拒否されるケースもあるようです。
金地金には保証書はあるの?
金地金には、本物の金(ゴールド)であることを保証するための保証書というものは発行されていません。というのは、地金鋳造時に、保証すべき条件はすべて地金の表面に刻印されているからです。
なお、商品によってもその順番は異なりますが、金地金には次の6項目の刻印が記されています。
■商標 ⇒ 金地金を精錬した業者の登録マークであり、ブランドを表します。
■重量表示 ⇒ 金地金の重量をグラム表示したものです。
■素材表示 ⇒ 「FINE GOLD」(純金)と表示されています。
■製錬・分析者マーク ⇒ 製錬業者と検定分析業者を表示しています。
■品位表示 ⇒ 品位つまり純度のことです。「999.9」という表示は純度99.99%(フォアナイン)のことです。
■金塊番号 ⇒ 商品管理上の連続する番号のことです。
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