金地金の保護預かりへの対応は?
金地金の保護預かりへの対応については、取扱会社によってもまちまちです。自社販売の金地金しか保管しないという会社もあれば、他社で購入し自分で保有している金地金の保管を受け付けている会社もあります。
なお、他社で購入した金地金の保管をしてくれる会社の場合、通常他社ブランドの金地金を自社ブランドの新しい金地金に交換した上で保管されます。ただし、多くの会社が1kg以上1kg単位といった条件を設定しているようです。
ちなみに、金地金を引き出す際には、持ち込んだブランドではなく、保管している会社のブランドの金地金となります。
金地金には保管料がかかる
通常、金地金を保管してもらう場合には、なんらかのコストがかかります。これは、年会費、登録手数料など名称は取扱会社によって異なります。こうしたコストについても、取扱会社が独自に決めています。
また、通常保管料も必要となります。利用期間は、6か月または1年というケースが多いようですが、解約を申し出なければ自動継続されます。
なお、保管料も取扱会社により異なりますが、料金体系は保管残高に応じて設定しているケースが多いようです。
ちなみに、このような金地金の保管コストは、通常、他社ブランドを持ち込んだ時のほうが高くなります。
保管中の金地金の引き出し・売却について
保管中の金地金の一部について、金地金のまま引き出すこともできます。引き出し可能な最低単位は、保管会社が販売している金地金の最低単位となります。具体的には、例えば、5gなどです。
また、保管中の金地金の一部を売却(現金化)することも可能です。なお、保管中の金地金をすべて引き出すか、あるいは売却すると、保管契約は解約となります。
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