金を自宅で保管するのは?
「金(ゴールド)」を購入している人の中には、「金」を自宅などに保管して、機会があるたびに眺めている人もいるようです。
「金」は1063度以上にならないと溶けないという不燃性を備えており、少々の火事などでは溶けません。このようなことから、自宅などで安心して保管できるともいえます。
「有事の金」とはどのような意味?
地震や戦争などの大災害が発生した場合には、不動産を持ち運ぶことはできませんが、「金」でしたらそれを持って移動することが可能です。しかも、世界中どこへ行っても、「金」でしたら世界共通の価格で売買することができます。
歴史を振り返ってみましても、「金」は有事のような切羽詰った時であっても、最後の拠り所として威力を発揮してきたといえます。これが「有事の金」といわれる所以です。
「金」はインフレに強い?
「金」はインフレに強い商品であり、資産防衛機能を持っていることが魅力の1つといえます。
物価上昇率が預貯金金利を上回ると、預貯金の価値は目減りしてしまいますが、インフレになると金地金や原油などの商品価格も上がります。
つまり、「金」にはインフレに対する保険の機能があるということです。
ちなみに、欧米の機関投資家や年金基金が、2007年後半から金市場への投資を加速させていますが、その背景には米国の利下げに伴うインフレ懸念の台頭があります。
「金」の魅力は安心感?
「金」の魅力としては、次のようなことがあげられますが、それぞれに共通しているのは安心感であり、安心感が買えることが、いま金投資が注目を集めている最大の要因といえます。
■有事の金
■インフレに強いこと
■信用不安に強いこと
■利便性・換金性に優れていること...など |