外貨投資情報館



インド・中国・中東の金消費は?

インドの金消費は?

インドは2004年に世界の宝飾・投資需要の20%を占めるなど、世界最大の「金」消費国となっています。

インドには古くから「金」を尊重する伝統があり、現在も花嫁が嫁ぐ際に「金」を持参する習慣が続いています。

また、ヒンズー教はインドの主要宗教ですが、ヒンズー教では「金」には魔よけの効果があるとされているだけでなく、繁栄の象徴ともされていることから、信者は無理をしてでも「金」を買い求める傾向にあるそうです。

中国の金消費は?

中国では、国内の金取引が段階的に自由化されてきたことから、年々、「金」の需要が拡大しています。

将来的には、この中国が最大の金消費国になるのではないかと予想する人もいます。

中東の金消費は?

サウジアラビアを中心とする中東も、膨大なオイルマネーを背景とした「金」需要の大きい地域です。

中東においても、「金」需要の大半が宝飾品となっていますが、原油価格の高騰により大量のドルを手にしたことから、ドル安・インフレなどへのリスクヘッジ対策として、「金」投資も活発化しているようです。

また、イスラム教では、金利を受け取ることは不徳とされていることから、金利がつかない「金」は、イスラム社会が受け入れやすい運用対象になっているようです。


国内金価格の推移と史上最高値更新
金本位制と各国通貨との関係は?
金の需要と供給は?
インド・中国・中東の金消費は?
金の取引市場と参加者

金は国境を越える通貨?
金の地上在庫と埋蔵量は?
金は増産可能?
金価格の先行きには需要の分析が必須
日本は最大の中古金スクラップ国?


Copyright (C) 2011 外貨投資情報館V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved