どのような「金(ゴールド)」であっても買い取ってもらえるのですか?
近年、「金・プラチナ高く買います」というポスターを掲げる店を、よく見かけるようになりました。これは、宝飾品専門店や金券ショップなど、様々な業種の企業が貴金属を買い取ってリサイクルするサービスに続々と参入しているからです。
こうした背景には、景気低迷と貴金属相場の高騰により、タンスに眠る宝飾品を売る人が増えたことがあります。
例えば、夫にもらった指輪や壊れたネックレス、片方なくしてしまったピアス、あるいは家族の金歯などであっても、金・プラチナなどの貴金属であれば買い取ってもらえます。
なお、「第2の都市鉱山」ともいわれる貴金属ジュエリーのリサイクルの国内市場規模は、「金」が29.9トンもあるそうですが、近年の多様な企業の参入によって、この鉱山はさらに大きくなりそうです。
貴金属買い取り店の査定と支払い方法は?
一般的に、店舗持ち込みの場合は、その場で査定を行い、即現金が支払われます。
また、郵送による買い取りや出張買い取りを行っている店もありますが、いずれの場合も売却時には身分証明書が必要になります。
「高価買取」とは何が基準になっているのですか?
買取価格については、一般的には変動する相場に合わせて、グラム単位で算出されますが、これ以外に手数料がかかる場合がありますので注意が必要です。
さらに、鑑定方法の基準もないことから、同じ品物を持ち込んでも、店によって価格が異なるということもあり得ます。
田中貴金属工業について
田中貴金属工業は、2009年6月下旬から貴金属ジュエリーのリサイクルに本格参入していますが、直営店の「GINZATANAKA(ギンザ タナカ)」と全国特約店の計29店舗で、蛍光X線検査装置による鑑定と買い取りを実施しています。
これは、買取価格を明瞭にすべく、金相場を基準にした独自の価格を設定したものだそうで、毎日ホームページでも公表されています。
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