日本と欧州の為替政策の違いは?
日本と欧州の為替政策に対するスタンスには大きな違いがあります。
日本は輸出主導国ということもあって、自国産業を守る必要性から、極端な円高に進むことを嫌がります。
しかし、欧州の場合は、ドイツやフランスのような輸出国があるにもかかわらず、日本とは反対に自国通貨安を嫌がります。
これは、以前にドイツがハイパーインフレい悩まされた経験があるので、インフレを抑制する効果のある自国通貨高を好むためと考えられています。
実際、欧州の中央銀行の政策をみると、何よりもインフレを阻止することが最重要だということが感じられるはずです。
FOMCとは?
FOMCというのは、連邦公開市場委員会のことです。
アメリカの連邦準備制度の金融政策に基づく公開市場操作※の方針を決定します。
※マネーサプライの調節、金利や為替水準の誘導などです。 |