トレンドが発生しているかの判断は?
東京市場と、ロンドン市場、ニューヨーク市場の動きというのは、まったく異なることが多いので注意が必要です。
政治でも経済でも、為替相場に影響を与えそうな材料が出たときは、その材料が為替相場にどのように影響するのかということを見極めるためにも、その瞬間の動きで判断することは避けたいところです。
つまり、ある材料に対する判断というのは、世界を1周してから行うようにし、世界を2周しても同じ流れとなっていたら、その流れはホンモノ、すなわちトレンドが発生している確率が高いと考えた方がいいです。
五十日(ごとおび)とは?
五十日(ごとおび)というのは、毎月の5日、10日、15日、20日、25日、月末を指す言葉です。
ちなみに、この日程が、5(ご)や10(とお)で割り切れることから、「ごとおび」と呼ばれています。
また、一般の企業では、これら「ごとおび」を支払日とすることが多く、同じように輸出企業や輸入企業でも支払いが集中し、為替取引を行うことが多いです。
よって、為替相場では、この「ごとおび」における相場の動向が注目されます。 |