下半期の相場の季節要因は?
下半期の相場の季節要因は、次のようなものです。
■7月
⇒ とくに大きなイベントはありません。
■8月
⇒ 8月は夏休みシーズンですが、欧米では、1か月程度の休暇をとる人もいるため、企業の活動は鈍化し、全体的に、相場は比較的閑散となります。
⇒ 基本的に、6〜8月は、相場は閑散とすることが多いです。ただし、数年に1回ですがロシア危機などの大事件が起きていますので、そういう年は大きく動きますので注意が必要になります。
■9月
⇒ 9月は日本企業の中間決算期です。それと同時に、欧米企業では、四半期決算期です。
⇒ 相場の動きは、3月に似たような動きとなります。
■10月
⇒ 日本企業は下期の始まりなので、4月と似たような動きとなると考えておくとよいです
■11月
⇒ 一部の欧米企業では決算期にあたりますので、11月中旬は注意が必要になります。
⇒ 11月後半は、米国の感謝祭によって休暇となります。そのため休暇前はポジション調整の動きが起こることが多いです。
■12月
⇒ 12月は欧米企業の決算期なので、前半は決算に向けて、機関投資家のポジション調整が起こります。
これによって、それまでの相場の動きとは反対の動きになることも多いです。
⇒ 12月中旬以降は、外資系金融機関のトレーダーが休暇に入るなど、閑散としてきます。また、クリスマス前後はほとんど動きがなくなります。
⇒ 欧米企業の自国内への利益送金が起こるので、円安になりやすいといえます。
⇒ 12月28、29日頃から本格的に相場が動き始め、年末年始の動きにつながっていきます。 |