日本と欧米の企業の決算期は?
日本と海外と比較すると、企業の決算時期や各国の休日が異なります。
日本の多くの企業では、4月から翌年3月までが1年という決算期間を採用しています。
一方、欧米の企業は、12月決算が多く、1月から12月までを1年としています。また、最近は11月を決算期としている企業も増加しています。
さらに、日本では半期決算が多いですが、欧米では、多くの企業が四半期決算を採用しています。
よって、日本の企業が決算に向けて為替取引をするのは、多くても年2回ということになりますが、欧米では年4回あるということになります。
日本と欧米の決算期とポジションの関係は?
機関投資家は、決算に向かってポジションを縮小することが多いので、相場も決算手前の時期は、それまでの動きと反対の動きとなることがあります。
具体的には、3月、6月、9月、12月のそれぞれの上旬から中旬がこうした時期に該当します。
特に、年度の最終月である12月が重要になります。
反対に、期の初めにあたる1月、4月、7月、10月になると、新規のポジションを積極的につくり始めるため、日本では正月休みですが、海外では大きく相場が動くことになります。
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