どのような方法ですか?
具体的には、例えば、前日に東京、ロンドン、ニューヨーク市場で、ドル円が2円ドル安/円高方向に下落したとします。
翌日の朝、すなわち東京時間7時頃から午前10時の仲値公表までの東京時間というのは、最も取引の多くなる時間帯ですから、この時間帯に昨日下落した2円の半分にあたる1円ドル高/円安にならないか相場を見るのです。
なお、一般的には、半値戻しが起こるような状況の戻りというのは非常に早く、ほんの数分で戻るということもしばしばです。
適正な外国為替レートとは?
外国為替レートの適正価格の算出方法というのはないわけではないのですが、市場参加者の大半が同意しているものというのはありません。
なので、結局のところ、過去と比較して現在のレートはどうかという相対的な判断しかできません。
つまり、外国為替市場では、例えば円と米ドルの交換レートは、過去に比べて現在のほうがどうなっているのかということを判断するほかないということです。
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