半値戻しとは?
下がったら買う、上がったら売るという手法は、プロの技としても存在するものですが、その際には「半値戻し」という習性を利用します。
相場は暴落とまではいかないまでも、しばしば大きく下落することがあります。
その大きく下落した翌日、あるいは数日後に、大きく下げたおよそ半分ほど上昇していることが頻繁に確認できます。
この大きく下落した分の半分ほど値を戻すことを「半値戻し」といいます。
なお、外国為替市場では、バーゲンとまではいわなくても、時折安売りをするかのように、暴落や下落幅の大きな日がありますので、そのタイミングを待ってトレードするのも有効です。
なぜ半値戻しが起こるのですか?
半値戻しがなぜ起こるのかというのを説明するのは、非常に難しいです。
相場のメカニズムから考えますと、相場の下落局面では投売りを誘発することがありますので、往々にして下がり過ぎる傾向があります。
このとき、その下がり過ぎた分だけ戻る、あるいは価格変動に敏感な市場参加者がいて、下がったら買うということを試みている人たちがいると考えることができます。
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