外貨投資情報館



ブローカー経由の取引について

ブローカーの収入源は?

ブローカーもインターバンク市場の取引従事者ですが、銀行のように外国為替変動を利用して利益獲得を目指すのではありません。

ブローカーの収入源は、銀行間の外国為替取引を仲介することにより発生する手数料だからです。

ブローカー経由の取引

ブローカーを経由して取引する場合、マーケット・ユーザーがブローカーに、取引したい通貨ペアや取引量などを伝え、ブローカーはいくつかのマーケット・メーカーに建値を依頼します。

そうすると、ブローカーからマーケット・ユーザーに、提示された建値のベスト・ビット(最も高い買値)とベスト・オファー(最も安い売値)が伝えられますので、マーケット・ユーザーは、売りたい場合はベスト・ビットで、買いたい場合はベスト・オファーで取引することができます。

この場合、マーケット・ユーザーが誰であったのかというのは、取引が成立してはじめてマーケット・メーカー側に伝えられますので、もし取引しなかったとしても印象が悪くなることはありません。

実需筋とは?

実需筋というのは、外貨で受け取った輸出品の代金を円に替えたり、輸入品を買うために円を外貨に替えたりすることが必要な企業のことをいいます。

投機筋とは?

投機筋というのは、通貨の売買そのもので利益を出そうとする金融機関などのことをいいます。


フィボナッチ・リトレースメントによる売買ポイント
取引所取引と相対取引の特徴は?
マーケット・ユーザーとブローカーの役割
ブローカー業務の電子化
通貨ペアの英語表記

FXは1対1の相対取引
EBSは実質的な取引所?
ブローカー経由の取引
対顧客市場の参加者
インターバンク市場と対顧客市場での取引方法


カナダドルと実体経済との関係
ファンダメンタルズ分析や大局観が重要
サブプライム問題直前は円独歩安

日本の政治動向の為替相場への影響
外国為替市場動向全体を分析


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