EBSとはどのようなものですか?
インターバンク市場のその時点における為替レートで売買する直物「スポット取引」※に限定していいますと、現在、その80〜90%がEBS(Electronic Broking Service)というシステムを経由して行われています。
このEBSというのは、1990年に外国為替市場をリードする12の銀行で作られた、銀行間の電子為替取引を仲介するシステムです。
なので、これが実質上の取引所となっていますので、取引所がないともいえないかもしれmせん。
なお、2006年6月ん、ICAPという大手銀行間仲介業者(ブローカー)がEBSを買い取ったことから、ICPAがスポット取引において独占的なシェアを獲得しています。
※スポット取引に対して、将来の為替レートについて売買する取引には先物取引、フォワード、通貨オプションなどがあります。
インターバンク市場とは?
インターバンク市場というのは、銀行などの金融機関だけが参加して資金調達や運用を行う市場のことをいいます。
ちなみに、外国為替もインターバンク市場で大半が取引されます。 |