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取引所取引と相対取引の特徴について

取引所取引とは?

取引所取引というのは、ネットオークションや築地市場などと同じで、売買したい人たちがある場所に集まって売買を行う形態のことをいいます。

この取引所取引の場合は、判断の基準は価格のみとなりますので、最も安く売る人と最も高く買う人同士が取引することになります。

ちなみに、株式投資は証券取引所を介する取引所取引なので、同時刻に行う取引において個人投資家に提示される株価は、どの証券会社と取引してもすべて同じです。

相対取引の特徴は?

FXは相対取引ですが、身近な例ですと例えば、家電量販店などが相対取引です。

消費者は、どの家電量販店でも同じ商品を買うことができますが、その判断の基準は価格のみならず、サービスやアクセス、あるいは馴染みがあるなど価格以外の要因も影響し、売りたい店と買いたい消費者が、個別に1対1で行う取引形態、すなわち相対取引になっています。

つまり、相対取引の場合には、最も安く売る人と最も高く買う人同士が取引するとは限らないのが特徴です。

そして、FXは相対取引ですから、銀行はすべてのFX会社に同じ買値・売値を提示しているわけではありません。

さらに、FX会社も顧客(個人投資家)に対して、手数料を0円にしたり、1取引当たり手数料を課金したり、スプレッドに差があったりと様々です。

よって、同時刻に個人投資家に提示するドル円の買値・売値が、FX会社により異なるのは、むしろ当然といえるのです。


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