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移動平均線とグランビルの法則・乖離

移動平均線

どのようなタイミングで売買を行えばよいのですか?

チャートの為替レートと移動平均線の推移を見ますと、グランビルの法則がとても有効に機能するところがありますので、まずはそれを見つけます。

為替レートというのは、株価などよりも、一方向に動きやすい傾向がありますから、現在の為替レートと移動平均線の位置関係を、グランビルの法則に出てくるパターンに当てはめてみることによって、今後の値動きを予測できるようになります。

例えば、25日移動平均線と75日移動平均線を表示したドル/円チャートで、75日移動平均線が右肩上がりに転換してきていれば、為替レートが上昇、すなわち円安・ドル高方向に動いていると予測できます。

このように、移動平均線を使うと、さまざまな買いや売りのシグナルを発見することができます。

移動平均線の乖離と売買シグナル

チャートの為替レートが、移動平均線から大きく離れた部分にも着目します。

なぜなら、この移動平均線から大きく離れることを「乖離(かいり)」といいますが、この乖離は絶好の売買チャンスになるからです。

つまり、現在の為替レートが、移動平均線から大きく乖離した状態というのは、「平均値よりも高くなりすぎている、あるいは安くなりすぎている」と判断できからです。

通常ですと、このような場合は、その後為替レートは移動平均線の方に近づいていきます。

上のチャートの下の○部分は、下に大きく乖離していますので、平均値よりも安くなりすぎていると判断できることから、買いシグナルとみなします。

また、チャートの上の○部分は、上に大きく乖離していますので、平均値よりも高くなりすぎていると判断できることから、売りシグナルとみなします。


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