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IFO注文で利食いと損切りの同時注文

どのような注文方法ですか?

IFO(アイエフオー)注文というのは、自動売買の手法の1つで、IFD注文とOCO注文を組み合わせた手法のことをいいます。

具体的には、IFO注文では、まず指値注文を入れておいて、それが成立すれば、利食いと損切りを同時に設定できるしくみになっています。

例えば、ドル/円のIFO注文を行う場合には、次のような注文ができます。

■1ドル=110円でドル/円の1万ドルの買いポジションを持つ。
■1ドル=115円までドル高になれば、1万ドルを売って利食いをする。
■仮に1ドル=95円までドル安になった場合には、1万ドルを売って損切りする。

IFO注文なら、このような注文を同時に出すことができます。つまり、為替相場がどちらに転んでも、対応が可能ということです。

為替差益とは?

為替差益というのは、為替相場の変動によって、そのポジションを保有している者が得られる利益のことをいいます。

例えば、1ドル=100円でドル/円のポジションを1万ドル保有した後、1ドル=105円までドル高になった時点で決済すれば、次のような為替差益を得ることができます。

⇒ 105円×1万ドル−100円×1万ドル=5万円

なお、為替相場の変動により損失が出た場合は、その損失を「為替差損」といいます。


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IFO注文で利食いと損切りの同時注文
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