フィボナッチ・リトレースメントとはどのようなものですか? フィボナッチ・リトレースメントというのは、12〜13世紀のイタリアに実在した数学者であるレオナルド・フィボナッチが考案したある数字を使った分析手法です。
また、次のような自然の摂理を司る数が、フィボナッチ数列に合致していると言われています。
■カタツムリの殻の溝の広がり方
■松ぼっくりやパイナップルのかさの数
■螺旋に沿ったひまわりの種の数
■ウサギのつがいの増え方や細胞の増加の様子...など
具体的には、ある一点を100%として、価格変動幅の38%、50%、62%など決められたラインを「押し目買いポイント」とする分析手法です。
フィボナッチ・リトレースメントによる目標値
フィボナッチ・リトレースメントも他のオシレーター系分析と基本は同様ですが、このような数字を利用して、次のような目標値を探ります。
■押し目 ⇒ 上昇相場からいったん下落した場合、どこまで下がるのか?
■戻り ⇒ 下落相場からいったん上昇した場合、どこまで上がるのか? |