どのようなものですか?
通常、移動平均線というのは、2本同時に使用することで、ある強いサインを抽出できるのですが、この2本の線が「長期移動平均線」と「短期移動平均線」です。
「長期移動平均線」は、6週、13週、26週程度の長い周期で価格を平均化した線のことをいい、また、「短期移動平均線」は、5日、8日、10日、20日間程度の短い周期で価格を平均化した線のことをいいます。
なお、移動平均線の周期はあくまでも参考であり、特に決まりはありません。これは、相場は常に変動しているからです。
移動平均線の活用の仕方について
移動平均線を用いると、トレンドが判断しやすくなるばかりでなく、その日のローソク足が終値ベースで移動平均線を大きく下回ったら「売りシグナル」、逆に、大きく上回ったら「買いシグナル」というような活用の仕方もあります。
ただし、それだけでは有効なテクニカル分析とはいえませんので、注意が必要です。 |