一目均衡表とは?
一目均衡表は、日本人の一目山人(本名:細田悟一)が研究所を設立し、およそ200人のスタッフとともに7年かけて完成させたといわれるテクニカル分析手法です。
他のテクニカル分析と比べると、やや複雑に感じるかもしれませんが、その仕組みを理解できれば使用方法はいたって簡単ですので、ぜひとも習得したいところです。
一目均衡表の作成方法は?
一目均衡表というのは、ローソク足のチャートと合わせて使用されます。
また、一目均衡表は、チャート上に「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパンA」「先行スパンB」という補助線を引いていくことによって作成されます。
一目均衡表は売買の均衡を視覚的に図表化したもの
一目均衡表は、わかりやすく言うと、買い圧力と売り圧力のバランスを図る表ということがいえます。
通常の相場ですと、買いと売りの圧力が拮抗し、微妙なバランスを保ちながら推移しています。
しかしながら、そのバランスというのはきれいに半々ということはありません。一方の圧力が強くなれば、それを押し戻そうとして、もう一方の圧力が働くからです。
こうして相場は微妙なバランスを保っているのです。この売買の均衡(バランス)を視覚的に図表化したものが、この一目均衡表なのです。
よって、一目均衡表を見れば、現在の売買圧力の状態や相場の流れがある程度予測できるようになります。 |