キャリートレードとは?
キャリートレードというのは、高金利通貨を買って、低金利通貨を売ることで資産を運用する手法です。
日本はほぼゼロ金利なので、円を売って、豪ドルやNZドルなどで資産を運用する個人投資家も増えてきています。
キャリートレードは日本人の特権ですか?
円を売って高金利通貨を買うというのは、日本人だけが行っているわけではありません。
円を売って高金利通貨を買う動きというのは、海外でも活発だからです。
ちなみに、ヘッジファンドなどは、このキャリートレードを使って円売りを仕掛けてきたりします。
日本人がFXで円以外の通貨ペア、例えばユーロ/ドルなどを売買できるのと同じように、海外勢も円の通貨ペアを売買できるのです。
現在の日本のゼロ金利というのは異常なレベルなので、円は現在、キャリートレードには最適な通貨として注目されています。
日本は一般的な見方としては、当分ゼロ金利が続くと言われていますので、諸外国との金利差が拡大すれば、今後ますますキャリートレードの動きが活発になる可能性があります。
なお、FX業者などのニュースやレポートなどで、キャリートレードという言葉に出くわしたら、高金利通貨が買われているのだと思ってください。 |