横ばいとはどのような状態ですか?
前述した「三尊型」「逆三尊型」「ダブルトップ」「ダブルボトム」のようなときには、大きく上昇、あるいは下落するトレンドの中での転換点です。
しかしながら、相場というのは、価格変動が小さい「横ばい」状態になることが多々あります。
「三角フラッグ」と呼ばれるような形になった場合には、多くの市場参加者が迷っている状態であり、このような横ばいの状態のことを「保ち合い相場」といいます。
保ち合い相場では、動く値幅が小さく、また、上げ・下げが変化するスピードが速いことから、高レバレッジのスキャルピングやデイトレでもなければ、利益を上げるのは困難といえます。
とはいえ、このような保ち合い相場がずっと続くことはありません。いつかは「上抜く」あるいは「下抜く」かします。
よって、三角フラッグのそれぞれの形状を見て、どちらの方向に行く可能性が高いか予測できれば、事前にポジションを取っておくことで利益を得ることが可能になります。
|