具体的にはどのように決めたらよいのですか?
相対的にレバレッジが高い状態にあるほど、レート急変による強制ロスカットのリスクも高まります。
これだけは何としても避けたいですから、高レバレッジの状態にあればあるほど損切りにはシビアになるべきであり、それには損失が小さく済むような損切りラインに設定することが不可欠です。
これに対して、取っているポジションに対する資金の割合が多い低レバレッジの状態であれば、損切りラインは比較的ゆるやかなものであってもよいと思われます。
また、FXに振り分けている資金が潤沢にあって、常に低レバレッジを心掛けているという人であれば、レートが少々触れただけで毎回損切りする必要はありません。
このように、損切りラインというのは、厳しければ厳しいほどよいとは限りません。
ちなみに、レートが損切りラインにタッチした直後に反発し、悔しい思いをする局面というのは誰もが経験するものです。
いずれにしても重要なのは、自分の実情に合わせて設定した損切り・利益確定ラインは、必ず実行するということです。
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