レバレッジは諸刃の剣
FXに取り組む以上は、レバレッジの重要さを認識し、戦略を立てることが不可欠です。
FXにある程度慣れている投資家であれば、レバレッジが諸刃の剣であることは十分に理解していると思われますが、FX初心者の方で極力リスクを抑えたいのであれば、レバレッジ5倍以下に設定したいところです。
もちろん、レバレッジ1倍にすれば、コストが限りなくゼロに近い外貨預金になります。
何倍のレバレッジでトレードしているのかを把握する
自分がどのレバレッジでポジションを持っているのかわからないままトレードしている人も多いようです。
これは、FX会社によってレバレッジの設定方法が異なっていることもあるようです。
FX業者によっては、ポジションを取るごとに「何倍のレバレッジをかけるか」を設定することができる一方で、レバレッジを自分で設定できない業者も多くあるからです。
つまり、多くのFX業者では、口座に預け入れた金額に対する決済前ポジションの割合から、自動的に実質レバレッジが決定されているということです。
もちろん、潤沢な資金を口座に入れていれば、おのずと低レバレッジになりますし、自分の口座状況を常にチェックしていれば、現在のレバレッジを把握することができます。
しかしながら、FX初心者の場合には、こうしたことを怠りがちで、マージンコールが届いてはじめて、口座が危険な状態にあったと気づくことも多いようですから注意したいところです。
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